兵庫運河の夢 咲かそ STEP 1 『ナックル艇 浮く!』

平成16年4月11日 於:兵庫運河 & 浜山小学校

神戸新聞にも記事が載ったゾ!
昭和39年頃より行政を中心に日本最大級の運河でのレガッタ開催を検討されたが、運河の機能が最大限に効果を発揮している時代背景もあり、
話題が浮上しては消え、消えては灯くという事が長く続いてきた。


このような背景の中、H15年に神戸市が『兵庫区南部のまちづくり活性化を!』と呼び掛けたアイデア募集があり、当連盟よりインナーシティ問題で
寂れていく街の賑わいを取り戻すため、
『兵庫運河での神戸市民レガッタを起爆剤とした人が触れあうイベントを開催しては?』と提案した。
また、これは将来的には総合型地域スポーツクラブを柱とした地域コミニティにより、人と人との触れ合いが活性化し、市民主体の豊な社会構築に
寄与するものへと発展させるレールを引いたものに繋がっていけば
と提案したものです。

この提案が、市当局の目に留まり全国152名の応募の中から佳作入選しました。
入選提案については、以降も市当局と提案者との間で、実現化に向けてのステップを踏んできました。
【STEP 1】  
  『とにかく兵庫運河にナックル艇を浮かべよう!』 乗艇体験会&エルゴメータ体験会 実施

セッション1   兵庫運河でのボート試乗会の開催 (関係者のみ対象)
        10: 00〜12: 00  於:兵庫運河 浜山小学校北側水域
  
『とにかくボートを浮かべて、兵庫運河での大会実施の課題を浮かび上がらせよう!』と関係者を対象に試乗会を企画した。

当日は、天候にも恵まれ、多くの関係者(兵庫区、神戸市、神戸市教育委員会、地元まちづくり協議会、市会議員、地元諸団体、浜山小学校PTA、
市漕連団体)にナックル艇を漕いで貰い、水面スレスレのクルージングを満喫してもらった。
短い距離の試乗でしたが、漕がれた方からは、「楽しい! 楽しい!」を連発される好評を頂いた。

兵庫運河にボートが浮かぶのは、吉田町にあった神戸工業高校が長田へと移転し、その練習水域を須磨海岸に移して以降、40数年ぶりとなります。
古参者からは感激の声が上がっていた。
     

40数年ぶりにボートが浮いた瞬間

古参者も加わり、市漕連の模範漕

まちづくり協議会 櫻井事務局長もオールを握る

市漕連 神戸高校生クルー

兵庫運河をバックに全員集合

行政クルー誕生!
セッション2 陸上でのボート疑似体験 e-rowエルゴ体験会(神戸市民ボート教室)の開催
       (小学生を含む一般対象)

          13:00〜15:00    於:浜山小学校 多目的教室   詳細案内はここをクリックしてください。

小学生にだって出来るエルゴマシンで力漕

スクリーン上でエルゴ疑似レース
『ボートってどんなもの?』 を少し分かってもらう
ため、陸でのゲーム感覚のボートレースを開催
しました。
エルゴメータの出力をパソコンに繋いで、画像を
大きなスクリーンに映し出し、BGMの中、臨場感
のある雰囲気の中、陸の上での疑似レースを行い
ました。
水の上のレースとは一味違うテレビゲーム感覚の
レースです。
このレースには老若男女84名の参加がありました。
現在の復興工場前水域
現在の復興工場前水域


貯木場の機能がなくなったとは言え、まだその
面影(アバ)を残す水面です。
ここでレガッタを行うためにはこれらの撤去、水面利用の安全確保(ボートの上げ降ろし、乗艇場安全確保)、ボート置き場(艇庫)の確保が当面の課題です。
兵庫運河市民レガッタ会場レイアウト案

兵庫運河 市民レガッタ 会場レイアウト案
各セッションを終えて
事故もなく、地域、行政、市漕連好評の内に第一回目のステップを終える事が出来ました。
兵庫運河という遺産を有効活用するために、これからどんな事をしなければいけないのか?
その役割分担は? パートナーは見つかるか? 資金は? 
『兵庫運河の夢』が、スパイラルアップし始めた!