平成16年は、市漕連にとって色々なことがあった年です。 平成15年にまちづくりアイデアに応募した「兵庫運河での『神戸市民レガッタ』の開催と『地域密着型スポーツクラブ』の設立」が佳作として入選して、その実現性を兵庫区の協力を得ながら、実際に兵庫運河にナックル艇を浮かべてみることから始まった。 「まずはやってみろ」の会長の指示の下、地道にひとつひとつイベントや準備作業をこなしてきた。 これに道筋を付けたのは、協働と参画のプラットホームのパートナーシップ助成事業の認知。 年間を通して地域の方々、行政と『兵庫運河の夢』を咲かせようと、意見交換、イベント開催、夜はアルコール片手にお互いの夢を語った。 これらの活動により思いの外、協働関係が進み、その分連盟経費も膨れ上がり、嬉しい悲鳴を上げた年でした。 また、近い将来のスポーツクラブ設立に向けて、県内で廃艇となり野ざらしになっていたナックル艇を魚崎クラブハウスに集約させて、第二の船出を準備している。 兵庫運河に何杯ものナックル艇が行き交う姿を夢見て、自分でできる事を見つけて、ボートを楽しんでいる。 平成17年7月にこの兵庫運河で市民レガッタを行うため、既に準備委員会が地域、行政、競技団体の協働により動き始めました。 3者の兵庫運河に対する思いや目的は少しづつ異なりますが、ボートのレースを起爆剤に、まちづくり、青少年育成、親水スペースの想像、ボートの普及などを実現するために協働作業をしています。 浜山校区に留まらない地域スポーツクラブでのボート部の設立は、県内にも例のない独自のスタイルとして震災10年の神戸から発信されます。 既に地域の方々は、将来このスポーツクラブでボートを漕いだ子供達が、オリンピック選手になる夢を見始めているのです。 |
![]() 魚崎クラブハウス全景 |
![]() 県内で廃艇となっていたナックル艇 |
![]() ストーとゲートも勢揃い |
年末に珍客がオックスフォード大学からやってきた。英文メールが市漕連アドレスに入ってきたのは11月。最初はスパムメールかと思っていたら、神戸に帰ってきた時の練習場所を探しているとの内容だった。 23日の大掃除に来てもらい、楽しい話を聞かせてもらった。(また、夏に会おう!) また、浜寺からも我々の活動を見に来られた会長の友人が顔を出した。この方から頂いた情報はこれからの市漕連の活動に非常に参考となるものでした。 メールだけのお付き合いですが、横浜で活動をされている方の情報も我々の参考となるものでした。 平成16年は、色んな方とのリンクが広がった年です。 平成17年は、更に多くの方々とリンクを繋いでいくことでしょう。 |
![]() 浜山初漕ぎでのお神酒神事 |
![]() 兵庫運河での初漕ぎ |
![]() 兵庫運河での初漕ぎ |
![]() 参加者全員で集合写真 |